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2022.11.01

将棋からみる時代の変化

小学校1年生の息子。

将棋を覚えてからだいぶはまっている様子。

携帯アプリで対戦する息子の様子をみていると、

いつの間にそんな手が指せるようになったのかと思うような手を指します。

聞いてみると、携帯アプリで指しているだけでいつの間にか覚えたとのこと。

私自身も将棋を覚えたのは小学校低学年でしたが、私は近所の将棋好きの仲間たちと指して覚えました。

私の時代は、学校から帰ってくるとランドセルをぶん投げて「いってきまーす」と言って

将棋仲間の集まる場所に直行していました。

今の子供たちは、学校から帰ってきて近所の子供たちが遊ぶなどあまりありません。

アプリで覚えていくと、自分のレベルに合わせてどんどん強いレベルと対戦できます。

どんどん強くなっていく様子が見て取れて、羨ましいと思う一方で。

自分が近所の友達と将棋を指していたころは

対戦相手の友達が勝って喜んだり、負けて悔し泣きしたり、

自分も、勝って負けた相手を気遣ったり、負けて慰めてもらったり、

あの子の指し手が嫌いだと思ったり、あの子の指し手が好きだと思ったり

指し手の傾向から相手の性格を推察したりしていたものでした。

そんな人間同士のコミュニケーションを遊びを通して覚えていきました。

しかし、息子を見ていると、効率的に覚えていきますが、

そういった体験は一切ありません。

かわいそうにも思えてきます。

そんな体験をさせてあげたいと思い、

近所の子供将棋倶楽部に入会させてあげたいと思って探していますがなかなかないものです。

情報をお持ちの方いましたら教えてください。

(H)